広報のち女将 夢は実現するもの

今どきの就職に必要なこと

 

風邪、インフルエンザがにかかられる方がおおくなっていますね。　学校では学級閉鎖もあるとのこと、みなさん気をつけましょう。

 

今週、'仕事'について話しを伺う機会が多かったので、いくつか挙げてみたいと思います。

これから就職、転職をする場合、日本企業、外資系企業にかかわらず今は'英語'が必須となっているようですね。　必須ということは、'話せて当たり前''特技にはならない'ということ。　これに加え、他の言語が話せることが'売り'になるようです。特に'中国語''スペイン語'が求められるらしいです。　言語は'楽しい'と感じれば身につけるのも早いと思うので、いかに楽しく学べるかの方法を自分で見つけられる人が強いかと友います。

そして、'コミュニケーション能力'が求められるようです。　意図を端的に伝え、理解してもらう能力。多くの人と接し、参考となるコミュニケーションをする人をよく観察し、自分スタイルにできるといいかと思いました。　

転職について、　他の会社に移る'転職'ではなく、社内で他に自分の場所を見つけることも転職。　せっかく入った会社、あきらめず、会社をよく知り、他に自分の働く場所を自分で見出すことも大事です。　それによって、気持ちも新たになり、自分にも自信を取り戻すことができる可能性もあります。　

 

就活は本当に大変。　大変な世の中ですね。　自分の時代が恵まれてたことを実感しました。　いろいろな方と話し、目、耳、五感を広くしておくことが大事なようです。

 

2011年、おごらず 丁寧に。

毎日寒くなりましたね～　今日は日比谷公園近辺を散歩しましたた、口が動かなくなるほど空気が冷たかったです。　エネルギーが吸い取られますね。

 

今年1年の目標は３つ。

1．常におごらず、緩～くいること。２．いくつかのことを同時にやるのではなく、１つ１つを大事に１つづつ丁寧にこなしていくこと、それを続けていくこと、３．人との絆の大切さを忘れないで、大事にすること。　

長年社会人を経て、それなりに年を重ねてきているので、自分を強く出しすぎてしまいがちです。　また、慣れてくると手を抜きがちにもなります。（性格から？）　今年一年は、まだ飲食業界新米として、この３つをいつも意識していきたいと思っています。

 

そう思っている中、先週１つお客さまとの会話で反省してしまうことがありました。　お客様が多く、混んでいた時、こちら側が話しすぎてしまったこと、お客様の会話の意図を先走って違う方向で理解してしまっていたことです。　サービス業は、お客様優先なので、お客様のお話しがメイン、そこをフォローすることが女将の役目なのです。　また、お客さまが伝えたいことを理解するために広い意識でお話を伺って、正しく意図を理解することが大事です。　

まだまだ意識が足りないことを痛感し、ただただ反省。　

来週からは、反省を活かして！と自分に言い聞かせています。

さて、また新しい1週間の始まりです。

一瞬の出会いの大切さと、ちょこっと調理テク

今日は成人式なんですね。　振袖を着て、家族と大学の友人たちと2回フルコースを食べたことを思いだします。　あの頃、10年後、20年後の自分をどう考えていたのか？　間違いなく"飲み屋の女将"　になりたいとはおもっていませんでした。　飲み屋のありがたさは、働いてから知ったことだから。　ただ、20歳のわたしは、母の後姿を見て育ったので、"結婚しても女性もいつでも1人で生きていけるように自立していることが大事"とだけは思っていたことは確かです。　そんなに強い意志があったかどうかは？ですが。

 

成人してからなりたくなった女将職に、また嬉しいことがありました。　

終電に乗り遅れた時は、しぶしぶタクシーに乗って帰っていますが、時には運転手さんとお話ししながら帰ります。　昨年、運転手さんが職業について話しかけてくれ、お店について説明しながらゆっくり話しが進んで行きました。　少したまった疲れ、今後の不安をなんとなくお話していたら、とても励まし、勇気づけてくれた上、『今度仲間と飲みに行くので、カードがあればくださいな』とおっしゃったので、店舗カードとそこに自分の携帯番号を書いてお渡ししました。　来てくれなくても、その時間がとても心地よかったので、それで満足していました。　新年初日前日、仕込み準備をしていた時、その方から予約のお電話をいただきました！　感動でした！　ちゃんと覚えていてくれたことがとてもうれしかったです。　一瞬の出会いも大事にしていきたいと、心から思います。

 

そんなすぐ喜んでしまう女将から、調理テクを１つ。　

おでん、煮物の季節では、大根、カブなどの面取りをすることがあると思います。　面取りは、ピーらーを角にあてて、くるっと人回しすれば、簡単にできます。　また面取りした端っこは、サラダにどうぞ。

会うことは、記憶を深めていくこと

 

アッという間に新年を迎え、もう3日。。。　時間が猛スピードで流れていっています。　

初めてのお店オーナーとしての年末は、お店と自宅のかけもち掃除と、おせちの準備で　あれ～の'あ'を言っているうちに過ぎてしまいました。　

 

そんな年末、お店最終日の翌日29日に、小学校（人によっては幼稚園）の同窓忘年会がお店で開かれました。　当時2組、60人のなかで、参加者は11人。　少ない生徒数ですよね。。。　同窓会はかれこれ4年前から始まっているのですが、今回、なんと担任の先生が初参加。　当時は、大学卒業後に先生になったういういしい担任の先生だったのですが、もう昨年で定年を迎え、今は自分の時間を楽しんでいるとのこと。　その先生が、参加した私たち元生徒たちを見て、変わっていてほとんどわからなかった。。。と。　わたしたち生徒は、35年ぶりに会った時、男子はわからない人が少しいたのですが、女子は「変わらないね～」なんて言っていたので、先生のわからなさにびっくり。　私たちは、先生に会って、すぐ'髪型、服装、輪郭などかわってない'と感じのに。。。　

わたしは、その先生にある一言を言われたことが、当時、そして今もふか～く記憶に残っていて、それを先生に話したところ、'え、そんなこと言ったんだ？'と、覚えていないことが判明。　その一言が'私を見抜いている'と感じものだったので、覚えていないことに寂しさを感じました。

 

先生にとって30年前の私たちはどのように映り、理解されていたのだろう。。。この30年は、先生とどう違い、何が変わり、何を覚えているのだろうと、すごく考えさせられました。

　

きっと、同じ時代を生きたわたしたち生徒だけが、あの時をしっかり覚えていないのでしょう。　だから、　せっかくのこの記憶をずーっと刻むために、私たちは会って、あの時を語り、記憶に上塗りして、深い絆にしていくのだなと思いました。

 

いろんな意味で、いい出会いで終わった年末でした。

 

 

新年への決めごと

クリスマスも終わり、2011年へのカウントダウンに入ってきましたね。

 

自分のお店で迎えた初のクリスマスイブ＝誕生日。　今までにないくらいとても充実した幸せな誕生日でした。　来ていただいたお客様が楽しそうな会話をしながら、気持ち良さそうにお料理、お酒を飲んでくれる。　こんないい時間・1日はないなと実感。　そういう歳なのでしょうか。　自分だけが楽しい時間より、みんなが楽しくなってくれる時間のほうが心地いいですね。　お店を開いてよかったと何度となくうれしくなりました。

 

お誕生日といえば、一昨年、前の会社で44歳の誕生日を祝ってもらった時に、「どういう歳にするか？」と質問があり、「45歳でお店を開くための準備の時間にしていこうと思ってま～す」なんて応えたことを思い出します。　私は、年末に新しい年に何をするかを決めることが好きで、それは、'歯の治療に専念する''運動を始める'などなど些細なことから'転職する'まで、必ずやると決めてきました。　忙しさや遊びに流されてしまう性格なので、小さいことでもやれるとっ達成感を感じて、また'決めてやる'ことへのモチベーションになります。　自分で自分を'よいしょ'ということでしょうか。　

 

2010年は、今までの中で大きな決断の実現とスタートの年となったので、2011年は、これを改善、向上、充実していくための'決めごと'を考えています。　最終日28日を無事に終えてから考えようかな。　

まずは自分が幸せであること

新橋は、毎日が年末の賑わいで、先週は開店以来の週のお客様数となりました。　いらしていただいたみなさまに本当に感謝です。

 

特に先週は、お店のサイトでしっかり下調べをされた初めてのお客様のご来店が多かったのです。　

 

鹿児島から頻繁に出張で東京にいらしている方。その多くが土曜日東京入りのため来ることができなかったのですが、今回は金曜日に東京に入られたということでいらっしゃったそうです。　そんなお忙しい中いらっしゃっていただけて本当にうれしいですね。　鹿児島の焼酎についていろいろと深いお話をしていただいて、とても勉強になり、わたしのほうが楽しんでしまいました。

 

お店にいらして、「サイトでみて、実際に雰囲気を見てからと予約をしようと思いまして」と、カウンターをじっくり見て翌日の19時で予約をされた方。　翌日は会社の方とご来店。　2人でのお話が落ち着かれたところで、飲まれている日本酒を下さり、一緒にトークに参加。　実際にお店をご覧いただいた上でいらしていただけたことが本当にうれしかったです。そして、「本当に隠れ家のようですね～」と雰囲気を喜んでいただけたようです。

 

そして、閉店間際に2次会として4名様でいらした方。その中の1名様が「陽」サイトを熟読されていて「近いうちに行こう！」と思いいらしたとのこと。本当にしっかり勉強されていて驚きでもあり、でもとても感激。　その方が「ブログを読んで、この女将は幸せなんだな～と感じていましたよ。　だから来ようと思ったんですよ。」と。　「幸せな方のお店は幸せになれるから行きたいと思うよ。　幸せじゃない人がやっていたら、お店の空気も悪いから行きたくないよね。」とまでおっしゃってくれました。　このお言葉にはとても感激して、乾杯してしまいました！

　

お店は、来ていただいた方に気持ちよくなってほしい、息抜きの場にしてほしいと思っています。　それには、自分が「いつも気持ちよくいられて、幸せであること」が大事なんだなと、お客さまの言葉で実感。　このお客様との出会いも、素晴らしい時間でした。

 

自分が幸せでなければ、お客さまを『幸せ』にする時間はつくれないのですね。　忘れないようにここ書きとめておきます。

 

ためになる一週間でした。

 

女将の悩み 食生活

開店から3カ月半。　季節も夏から冬と経過して、だいぶ新しい生活スタイルに慣れてきました。　

生活スタイルは、 犬とのお散歩、売り上げ計算、一日のメニュー作り、買出し、入店、仕込み、開店、早くて終電で帰宅。　その時間　25:30．　そこから自分の時間1時間を、有意義に過ごして、就寝。　もともと夜型なのでこのスタイルはすぐに慣れました。

 

ただ、いくつかの悩み中で１つ、　食事をとるタイミング。　遅めの朝食をとったあと、仕込み前に昼食をとるべきなのですが、お腹が満たされていると、なぜか'料理をする'気持ちがわかなくなるので、昼食はほぼなしのまま。　開店前に夕食をとおもってはいるのですが、そこでも、しっかり食べてしまうと、記憶力・動作が鈍くなり、かつ途中でお手洗いに行きたくなるなどのネックがあり、夕食がとれません。　仕込み中に切ったお野菜をつまんだりはしていますが。

そして、　22時からのビール飲酒1杯でなんとかつなぎ、閉店後に急に空腹に襲われ、　帰宅後納豆、お豆腐、生姜スープやデザートなどを食べてしまいます。

 

有機野菜をメインにした、カラダのことを考えたお料理を提供しているにも関わらず、この食生活はまずいのでは。。。　

 

今年は、このままで進め、新年から自分にあった食生活を見いだせたら。　これが　新年の誓いとなりそうです。

 

学生時代だから築ける関係

すっかり冬の服装でブーツ姿の女性がふえましたね～　女将となって、ＯＬだった時とは違い、通勤の時だけ私服、お店では白Ｔシャツにエプロンなので新しい洋服に目がいかなくなりました。　女性としてよくないな～　と反省。

 

前回'出会い'について書きましたが、　最近大学の先輩が先輩をよび、来店してくれています。　

大学の先輩同士もとにかく仲がいいので、聞いてみると、「１５年以上毎月１回集まってる」と。　社会人となってからの出会いとは違い利害関係がなく、いつ会っても自分にもどれるとのこと。　そう、学生時代の友達は、学生だから築ける関係がありますね。　少し前に高校生の友達を持つ学生時代の友達に、「この時代だから大学にいかせて意味ないかな。　子供が行くかどうかなやんでいる」と相談を受けました。　学生時代だから出会え、築けるものがあるから、いろいろと許されるなら学生は長いほうがいいんじゃない？と答えました。　大学の先輩も同じ答えをしてくれたでしょう。　

 

その先輩のつながりで、わたしの開店のことが大学時代の恋人につたわったそうです。　それも近々来店してくれるらしいです。　体型、髪などそれほどかわってないとのことで、かなりワクワクしています。　忙しい毎日のなかで、また一つ楽しみが増えました～　（笑）

出会いは楽しい～！

11月26日で開店から丸3カ月が経ちました。　新店舗は最初の3カ月は知人などの'お祝い入り'などもあり、勝負は4カ月目からと言われているので、これからが頑張り時！

 

そんな3カ月間でいろいろな方々と出会い、再会し、それも女将の良さであり楽しさと実感！ある金曜日、カップルが来店。（カップルって死後？）　男性は、前の会社の同僚の知人とのこと。　2人はお薦めする焼酎を飲みながら静かにゆっくりと会話。　と、この日に手伝いに入ってくれていた友達が2人に「ういういしいですね」と声をかけてしまった。。。　そう、彼が彼女にゆっくりとアプローチ中だったのです。　それからは、どうすればいいか？などアドバイス（？）しながら話しが盛り上がり、結局2人だけのデートの邪魔に？？？　とても目が優しい彼です。

 

またとある金曜日、大学のサークルの後輩が来店。　彼女とは卒業以来だったので、約15年ぶりの再会。　一段とキレイになっていた彼女が「いろいろあって、ずっと人に会いたくなくて、やっと自分の話しを笑って話せるようになったから来ました。」と。　いろいろな事情により旦那様と9年間別居、高校生になる娘を育てているとのこと。　「人に会いたくない、自信をもって話すことがない」気持ちはわかります。　これは、人が持つ'プライド'がそうさせていると思っています。　そのプライドが捨てられた時、人は成長するとも思っています。　彼女がお店に来てくれたこと、それは彼女が成長し、大きな次の一歩を踏み出せたからでしょう。お店をやっていなかったら、そんな彼女に会う機会がなかったのではと思うと、お店に感謝です。

 

人と人がつながる空間、人が人に癒される時間、そんなお店にしていきたいですね～

自営業の嬉しさを知った瞬間！

少しづつ寒くなり、12月もすぐそこ、そろそろ忘年会シーズン。

 

そこで、　17日よりぐるなびに『陽』の掲載を開始しました。　当日、仕込み中に電話がなり、いつものように応対したところ、ご予約の電話。　そして　なんと　「ぐるなびで知りました」ど　きたー！　（古い。。）　嬉しい瞬間！　嬉しすぎて「今日初めて載せたので　ぐるなびお客様第一号です！」と　お知らせしてしまいました。　

 

今まで広報・マーケティングをし、マイクロソフトではオンライン広告の広報も担当してきた中で、その瞬間が一番うれしかったかも。　自分の仕事に、広告主になり、自分で費用を出し、掲載した広告への反応を自分で受ける。そして　その夜その第一号お客様がいらして、　売り上げにつながる。本当にうれしかったですね。　よく、'費用対効果'という言葉を使ってきましたが、'嬉しさの回数'　と言ってもいいかもしれません。

 

2010年11月17日　自営業の喜びを知った瞬間。これから何かあったときは、あの瞬間の感覚を思い出そう～