今日は成人式なんですね。 振袖を着て、家族と大学の友人たちと2回フルコースを食べたことを思いだします。 あの頃、10年後、20年後の自分をどう考えていたのか? 間違いなく"飲み屋の女将" になりたいとはおもっていませんでした。 飲み屋のありがたさは、働いてから知ったことだから。 ただ、20歳のわたしは、母の後姿を見て育ったので、"結婚しても女性もいつでも1人で生きていけるように自立していることが大事"とだけは思っていたことは確かです。 そんなに強い意志があったかどうかは?ですが。
成人してからなりたくなった女将職に、また嬉しいことがありました。
終電に乗り遅れた時は、しぶしぶタクシーに乗って帰っていますが、時には運転手さんとお話ししながら帰ります。 昨年、運転手さんが職業について話しかけてくれ、お店について説明しながらゆっくり話しが進んで行きました。 少したまった疲れ、今後の不安をなんとなくお話していたら、とても励まし、勇気づけてくれた上、『今度仲間と飲みに行くので、カードがあればくださいな』とおっしゃったので、店舗カードとそこに自分の携帯番号を書いてお渡ししました。 来てくれなくても、その時間がとても心地よかったので、それで満足していました。 新年初日前日、仕込み準備をしていた時、その方から予約のお電話をいただきました! 感動でした! ちゃんと覚えていてくれたことがとてもうれしかったです。 一瞬の出会いも大事にしていきたいと、心から思います。
そんなすぐ喜んでしまう女将から、調理テクを1つ。
おでん、煮物の季節では、大根、カブなどの面取りをすることがあると思います。 面取りは、ピーらーを角にあてて、くるっと人回しすれば、簡単にできます。 また面取りした端っこは、サラダにどうぞ。
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